峠の釜めし

食べたら終わりじゃない、ここが好き。

峠の釜めしは、益子焼の土釜に9種の具材を詰めた60年以上の歴史を持つ日本を代表する駅弁です。食べ終えた後も炊飯道具として活用できる実用性が、お土産として高く評価されています。

※掲載している情報は当サイト独自調査によるものです。最新の情報は公式サイトや商品に表示の情報を参照してください

01

基本情報

メーカー荻野屋
賞味期限8時間以内(製造から同日中)
保存方法常温保管
カロリー756kcal
公式サイト

本商品は複数のバージョンが販売されています。記載情報は標準的な陶器製容器版(益子焼の土釜)を基準としています。パルプモールド容器版(紙製、2013年グッドデザイン賞受賞)や冷蔵タイプなど、異なる仕様が存在するため、購入時はご確認ください。

02

価格・オンライン購入

03

購入できる店舗

  • 横川駅(群馬県、発祥地)
  • 高崎駅(群馬県)
  • 軽井沢駅(長野県)
  • 安中榛名駅(群馬県)
  • 新宿高島屋
  • 日本橋高島屋
  • 高崎高島屋
  • ecute edition ゆらくちょ(有楽町)
  • 京王クラウンストリート笹塚
  • 諏訪湖サービスエリア(中央自動車道)
  • 横川サービスエリア(上信越自動車道)
  • 東部湯の丸サービスエリア(上信越自動車道下り線)
  • 上里サービスエリア(関越自動車道上り線)
  • 横川ドライブイン
04

商品紹介

MEMO 01

益子焼の土釜が生まれた偶然の物語

峠の釜めしを手がける荻野屋は、明治18年に信越本線横川駅の開業とともに弁当販売を始めた老舗です。しかし山間の小さな駅ゆえに経営は次第に苦しくなり、1953年に3代目社長が急逝した後、妻である高見澤みねじが4代目社長として立て直しを託されました。彼女は毎日ホームに立ち、乗客の声に耳を傾け続けたそうです。そこで見えてきたのが「温かくて家庭的な弁当が食べたい」という切実な願いでした。当時の駅弁といえば冷めた幕の内が当たり前だった中、この発想は画期的だったと言えます。そんな折、取引先から紹介されたのが、実はあまり売れていなかった益子焼の土釜。この偶然の出合いが、1958年の峠の釜めし誕生につながりました。

MEMO 02

秘伝の出汁が染みる茶めしと9種の具材

峠の釜めしの土台となる茶めしは、長野県安曇野産のコシヒカリを自社で精米し、利尻昆布と独自ブレンドの醤油による秘伝の出汁でじっくり炊き上げたものです。蓋を開けた瞬間にふわっと立ち上る出汁の香りは、何度食べても筆者の心をくすぐります。鶏肉、ごぼう、椎茸、筍、うずらの卵、栗、杏子、グリーンピース、紅生姜と、9種の具材がそれぞれ丁寧に下ごしらえされているのも見逃せません。ごぼうは手切りでシャキシャキとした歯応えを残し、椎茸はじっくり戻して甘辛く仕上げるなど、ひと口ごとに異なる食感と味わいが楽しめます。

MEMO 03

保温性に優れた土釜が支える温かさ

益子焼の土釜は保温性に優れており、これが峠の釜めしの大きな特徴になっています。購入してからしばらく時間が経っても、土釜自体がじんわりと温かさを保ってくれるので、遠方への手土産として持ち帰る場合でも安心です。冷めてもなお美味しく食べられるよう工夫された味付けも、この容器の特性あってこそだと感じます。

MEMO 04

食べ終えた後も活躍する土釜の再利用術

食べ終えた土釜は、そのまま捨ててしまうにはもったいない実用品です。約1合のご飯を炊く道具として再利用できるほか、アヒージョなどの加熱調理やパン・ケーキ作り、プランターとして使う人もいるようで、意外なほど活用の幅が広いことに驚かされます。使い終えた土釜は荻野屋のドライブインで回収し、路面舗装の材料としてリサイクルされる仕組みも整っています。

おすすめポイント

60年以上売れ続ける安心の実績

1958年の発売以来、累計1億8000万個を超える販売実績を誇る定番駅弁です。長く支持されてきた確かな味だからこそ、誰に贈っても安心感があります。

着色料・化学調味料を使わない優しい味わい

保存料・着色料・化学調味料を使わず、素材の味を活かした調理にこだわっています。派手さはなくとも、じんわりと沁みる美味しさが魅力です。

購入後も家庭用品として活躍。無駄のない贈り物

食べ終えた土釜はご飯を炊く道具として再び活躍します。一度きりで終わらない実用性があり、環境への配慮という点でも喜ばれる贈り物になります。

陶器製とパルプモールド製から選べる柔軟性

重厚感のある益子焼の陶器製に加え、軽くて持ち運びやすいパルプモールド容器も用意されています。相手の暮らしぶりや好みに合わせて選べるのは嬉しいポイントです。

金額がわからない配慮あるギフト対応

金額表示のある書類を同梱しない配慮があり、用途に応じた熨斗対応も可能です。相手に気を遣わせたくない場面でも安心して選べます。

こんな方におすすめ

懐かしい味わいや旅の思い出を大切にする年配の方へ贈り物を探している人帰省や旅行のお土産として、話題性のある一品を渡したい人食べ終えた後も長く楽しめる、実用性のあるお土産を探している人着色料や化学調味料を控えた、体に優しいお土産を贈りたい人

ご注意ください

賞味期限は当日中が目安

陶器製は製造から同日中を目安に食べきる必要があります。お土産として渡す際は、なるべく早めに食べてもらうよう一言添えると親切です。

常温保管でOK、ただし持ち運びに注意

常温での保管が可能ですが、長時間持ち歩くと風味が落ちてしまいます。移動が長くなりそうなときは、なるべく寄り道を減らして早めに届けるのがおすすめです。

容器のバージョンによって仕様が異なる

陶器製、パルプモールド製、冷蔵タイプなど複数のバージョンが存在し、それぞれ扱い方が異なります。購入の際はどのタイプかをきちんと確認しておきましょう。

アレルギー表示は必ずご確認を

具材にはさまざまな食材が使われているため、アレルギーが気になる方に贈る場合は、購入前に公式サイトやパッケージの表示を必ず確認してください。

よくある質問

峠の釜めしはどこで購入できますか?

発祥の地である横川駅をはじめ、高崎駅や軽井沢駅などの駅構内、新宿高島屋や高崎高島屋といった百貨店、上信越自動車道・横川SAなどのサービスエリアで購入できます。公式オンラインショップのほか、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといった通販サイトでも取り扱われているので、近くに販売店がない場合はそちらを利用すると良いでしょう。

峠の釜めしの容器は再利用できますか?

はい、食べ終えた益子焼の土釜は、自宅で約1合(茶碗2杯分)のご飯を炊く道具として再利用できます。ご飯を炊く以外にも、アヒージョなどの加熱調理やパン・ケーキ作り、プランターとして使う人もいるようで、活用の幅は意外と広いです。具体的な炊き方は公式サイトで詳しく紹介されています。

峠の釜めしに賞味期限はありますか?

陶器製は製造から同日中が食べきりの目安です。買ってすぐに渡す、あるいは渡してすぐに食べてもらうことを前提に選ぶのがおすすめです。

峠の釜めしは常温で保存できますか?

陶器製は常温での保管が可能です。土釜自体に保温性があるため、購入直後はしばらく温かい状態が保たれますが、時間が経つほど風味が落ちていくので、早めに食べきることをおすすめします。

峠の釜めしに季節限定商品はありますか?

国産鮎と夏野菜を使った「峠の釜めしプレミアム 温夏」など、季節に応じた限定版が登場することがあります。取り扱い時期は変動する可能性があるため、気になる方は購入前に公式サイトなどで確認してみてください。

みやげ話コラム

益子焼業界を救った「駅弁史上最大の発明」

峠の釜めしに使われる益子焼の土釜は、もともと販売不振に悩んでいた商品だったというのですから面白い話です。「温かい弁当を届けたい」という荻野屋の想いと結びついたことで、この土釜は一躍脚光を浴びることになりました。人気に火が付くと当初の生産能力では追いつかなくなり、約20社もの益子焼の窯元が製造を受注することに。経営が苦しかった益子焼業界全体を、一つの駅弁が救ったという逸話は、後に「駅弁史上最大の発明」と呼ばれるようになりました。

『頭文字D』や皇族にも愛された知名度

峠の釜めしの舞台となる碓氷峠は、人気マンガ『頭文字D』の舞台の一つとしても知られており、作中に荻野屋の看板が登場したことをきっかけに、若い世代からの認知も広がりました。2018年からはコラボレーション商品も販売されており、世代を超えたファンを獲得しています。また、昭和天皇の行幸時には特別仕様の峠の釜めしが用意され、平成上皇をはじめ皇族の方々にも長年親しまれてきたそうです。庶民の駅弁でありながら、そうした格式ある場面でも愛されてきたというギャップに、筆者はいつも驚かされます。

益子焼の土釜に9種の具材を詰めた、60年以上愛され続ける荻野屋の代表駅弁。食後は炊飯道具としても使える実用性が魅力で、懐かしさと話題性を兼ね備えたお土産として選ばれています。